過敏性腸症候群(IBS)下痢型の食事療法
腸をいたわる食生活のポイント

原因になるものを避けて下痢をストップ!

過敏性腸症候群(IBS)の下痢は、大腸のぜん動運動が過剰になることで起こります。うねうねと激しく大腸が動くため、その中を便が通過するスピードが速くなり、水分を十分に吸収できないまま排泄されてしまうのです。

腸が動きすぎてしまう過敏性腸症候群(IBS)を引き起こす原因は様々で、特定できません。しかし、下痢を起こしやすい要因はいくつかあります。牛乳・乳製品を摂取する、脂質を多く摂取する、冷たい飲み物や食べ物を摂取する、刺激の強い食品を食べる、アルコールを多飲するなどです。ひとつの食品ではなく、複数の食品が下痢を引き起こしている可能性もあります。また、一般的には下痢になりにくいとされている食べ物が、ご自身の腸にとっては下痢のきっかけとなっているかもしれません。

何を摂取したときにお腹の調子が悪くなるかを把握できると、必要に応じて避けることができ、下痢の予防が可能になってきます。何がよくないかを把握するには、食べたものとその後のお腹の調子を簡単でよいので記しておくとよいでしょう。

お腹にやさしい消化がよい食べ物

過敏性腸症候群(IBS)に限らず、お腹の調子が悪いときは消化がよいものを食べるとよいとされています。消化がよいものといえば、おかゆ、うどん、豆腐、白身魚……など。なぜこれらは消化がよいのでしょうか? そもそも、「消化がよい」とはどのようなことを指すのでしょうか?

消化がよい食べ物とは、消化にかかる時間が短く、速やかに体に栄養素が吸収されやすい食品です。素早く消化・吸収されるため、胃腸の負担が軽くなります。まず該当するのは、消化に時間がかかる脂質をあまり含まない食品です。上記の食品はどれも脂質は少なめ。やわらかく食べやすいものも消化がよい食品に多い特徴です。料理としては、油を使わず、水分が多いものが消化のよい料理です。汁物、煮物、蒸し物など。お腹を刺激しないよう、やさしい味つけにするのもポイントです。

しかし、いくらお腹のためとはいえ、いつも同じような食事では食べる楽しみが減ってしまいます。食事を楽しむのも消化をよくする方法のひとつ。体と相談しながら、食べたいものをおいしく食べることも大切です。

執筆者:【健康ライター、管理栄養士】志水あい(しみずあい)

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